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リップル(XRP)の取引量が9月に拡大傾向

Ripple社の国際送金プロダクトxRapidは、今年9月のメキシコとフィリピンへのポテンシャル送金高で合計1,890万ドルを記録した。
8月の1,100万ドルから急激な成長をし先月比約80%の増加となった。
ポテンシャル送金高とは、XRPの出来高の中でxRapidによる可能性の高い送金のことを指す。
XRPコミュニティが開発した流動追跡システム「hmatejx」は、xRapidを導入している取引所である、メキシコのBitso、フィリピンのCoins.ph、米Bittrexと欧州のBitstampを対象に送金高を計上している。
hmatejxは、特定の宛先タグが付けられた取引所間のXRPトランザクションを追跡し、xRapidのポテンシャル送金を算出する。
これらの対象となっている取引所はRipple社がxRapidを使った取引所間の送金・決済を促進するために認定された「ゴールドスタンダード」という取引所だ。
なかでも、9月のBitstampからBitsoへの送金が、xRapidのポテンシャル送金の7割以上を占めていることが分かった。
またBitsoでは、XRP/メキシコペソのペアを中心に取引されており、今月1日付けの出来高はBitso全体の4割を占めている。
XRPを研究する「XRP Research Center」が採取したデータによると、Bitso全体のXRP/メキシコペソのペアの出来高は9月に急増。
RippleのMarjan Delatinne氏は、「20以上の機関がxRapidを使用しており、ボリュームを拡大している」と述べた
さらに、今回の送金額は米大手送金企業「マネーグラム」が、第二四半期の決算報告書でxRapidの利用開始を報告しており、xRapidの送金額増加を後押ししたものと考えられている。