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「ドライブしながら暗号資産を稼ぐ」…自動車部品大手コンチネンタルが発表

ドイツに拠点を置く自動車部品販売世界2位のコンチネンタルが、ブロックチェーンを利用して運転手の情報をマネタイズするというアプリ、「Earn As You Ride(ドライブしながら稼ごう)」をローンチしたことがわかった。
現地時間29日付で米フォーブスが報じた。
Earn As You Rideは、同社がアメリカでコンピュータ関連製品の開発などを行うヒューレット・パッカード社と、オープンソースネットワークのCrossbar.iの3社で提携し、開発されたものだという。
同アプリでは、運転手がコンチネンタルへの情報共有に同意し、路上駐車場の空き情報を同社にシェアすることで暗号資産を手に入れることができるという。
コンチネンタルはユーザーから得た情報を路上駐車場運営業者などの第3者に提供するほか、データのマネタイズ、安全性の強化、ドライバーへの実用的で効率的な情報及び危険回避情報の提供を目的に使用するとしている。
同アプリはコンチネンタルのブロックチェーン基盤、データ・マネティゼーション・プラットフォーム(DMP)を使用した最初の例となるようだ。
また、今回の事例と同様のプロジェクトが29日付のロイター通信でも報じられている。
そちらはイギリス最大の自動車メーカー・ジャガーランドローバーが導入を検討しているもので、運転手が交通渋滞や道路上の穴などの情報を提供することで暗号資産IOTAを受け取れるというものだ。
今後、自動車×ブロックチェーンという組み合わせで、互いがwin-winな関係になるサービスがさらに増加していくかもしれない。