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暗号資産トレーダー数、日本は世界第2位!

暗号資産調査機関「DataLight」は先月29日に、世界において暗号資産トレーダー数が多い国のランキングを発表した。
同機関が、世界の暗号資産取引所トップ100から収集した取引データを基に算出したレポートで明らかになった。
そのレポートによると暗号資産のトレーダー数の1位はアメリカで約2200万人、2位の日本は約624万人、3位は韓国で570万人、以降、4位にイギリス、5位にロシアが続く。
日本のトレーダー数624万人は、日本人口の20人に1人は暗号資産取引を行っている計算になる。
そして、3位の韓国は人口とトレーダー数を対比した場合、およそ10人に1人が暗号資産取引をしていることも判明。同国内での暗号資産に対する関心の高さがうかがえる。
また、DataLightは、ランキングに入った意外な国としてトルコ(9位)、ウクライナ(12位)、メキシコ(16位)を挙げた。
これらの国に共通しているのは、自国の通貨が不安定でボラティリティが高く、法定通貨に対する信頼が薄れてきている点だ。
例えば、トルコでは昨年、法定通貨「トルコリラ」の急落に伴い暗号資産の取引高が急増した。
その他、ランキングには入っていないものの、深刻なハイパーインフレが続くベネズエラでは、資産の退避先としてビットコインの需要の急増も報告されている。
アメリカや日本、韓国のように「投資」や「投機」として暗号資産に関心が高い国がある一方、法定通貨が不安定な国にとっても、暗号資産の人気が高まっている傾向だ。