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Gincoと日本マイクロソフトが提携。ブロックチェーンのインフラを整備

暗号資産ウォレットアプリ「Ginco」を提供している株式会社Gincoは19日、日本マイクロソフト社との提携を明らかにした。
両社は提携することで、ブロックチェーンサービスの開発時に必須となるノードのホスティングとAPI提供を行う「Ginco Nodes」の提供を発表。
ブロックチェーンのインフラを整備し、一般の事業者がサービス開発に取り組める環境を提供していくという。
現在、開発中の「Ginco Nodes β版」は3月初旬にローンチを予定している。
今回、Gincoはシステムインフラとなるノードの構築・保守・運用に人的コストと、対応するブロックチェーンごとにAPIなどの整備状況がまちまちであることに開発者が苦慮していることを説明。
続けて、ブロックチェーンを利用した事業の立ち上げに集中できるようにするため、ウォレット開発で培ってきたノード・APIを、事業者に活用してもらえるインフラサービスを提供することを明かした。
そして、このインフラをフルマネージドなクラウドサービスにするため、これまでBaaS(Blockchain as a Service)の提供に注力してきた日本マイクロソフト株式会社と提携し、開発に取り組んでいくという。
日本マイクロソフト株式会社は、Gincoとの提携について「これまで Microsoft Azure(マイクロソフトのクラウド構築システム) が提供してきた Blockchain as a Service(BaaS)の技術と、Gincoが提供するパブリックブロックチェーンのインフラ構築技術を組み合わせることで、ブロックチェーンサービスの開発者が、作りたいサービスの開発だけに集中して取り組むことができる環境を構築することができます。新たなブロックチェーンビジネスを展開する株式会社Gincoとの協業が、国内ブロックチェーン業界全体の発展に寄与できること、そしてブロックチェーン技術の更なる普及・発展に繋がることを期待しております」 とコメントを寄せた。