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大型アップデート「イーサリアム2.0」へ向け前進、シャーディング開発に着手

「イーサリアム2.0」と表現され、将来的に予定されているイーサリアムの大型アップデートの進捗状況が16日、公開された。
今年1月31日以来、イーサリアムのコア開発者は毎週、進捗状況を公開しており、今回で3回目となる。
イーサリアムは「イーサリアム2.0」へと移行する過程で開発段階が7つのフェーズに分かれており、今回発表されたアップデート情報の中には、現在の開発段階がフェーズ1であることが示されていた。
過去の進捗公開ではフェーズ0となっており、フェーズ1へと開発段階が進んでいる事が判明したのは初めて。
フェーズ1では、ネットワーク上のトランザクションの処理能力を大幅に向上させる「シャーディング」と呼ばれる技術の基本的な実装が行われる予定だ。
なお、イーサリアム2.0に向けた開発段階は以下の通りである。

・フェーズ0:シャード未実装のPoS(Proof of Stake)型ビーコン・チェーン
・フェーズ1:EVM(Ethereum Virtual Machine)を使用しない基本的なシャーディング
・フェーズ2:EVMのステート遷移機能
・フェーズ3:ライトクライアントステートプロトコル
・フェーズ4:クロスシャードトランザクション
・フェーズ5:メインチェーンのセキュリティ強化
・フェーズ6:指数関数的シャーディング