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米暗号資産取引所大手Bittrexがバーレーンの取引所と提携…中東で事業展開へ

米大手暗号資産取引所Bittrexは中東・北アフリカの顧客向け取引プラットフォームの公開を目指し、バーレーン拠点の暗号資産取引所Rain Managementと提携した。
31日、Bittrexが公式サイトで発表した。
開設予定のプラットフォームは、Bittrexの技術とセキュリティ、そしてRain Managemenの中東・北アフリカ地域の専門知識を組み合わせたものだという。
イスラム教の信者の多い中東では、暗号資産が「イスラム法」に準拠するか否かについて、イスラム法の「投機を禁止する規定」との適合性そのものを中心に現在も議論されており、特に取引を含む事業展開は厳しいとされている。
その中で、バーレーンは今年2月、中東として初めて暗号資産規制を整備した国だ
そしてRain Managementは、バーレーンの中央銀行から承認を受けた中東初の取引所である。
今回の両社の提携でBittrexとBittrex internationalで有効なすべてのトークンがRain Management で取引可能となる他、ビットコインと、以下の国の法定通貨の取引ペアが提供される予定だ。

・バーレーン(ディナール)
・クウェート(ディナール)
・UAE(ディルハム)
・サウジアラビア(リヤル)

またRain Managementは、Bittrexとの提携を発表した7月31日、 250万ドル(約2億7000万円)の資金調達に成功したと明かした。
Bittrexのベンチャーキャピタル部門やクウェートのブロックチェーンファンド「ブロックウォーター」などが出資したという。
今後、中東で暗号資産が普及するか、Bittrex とRain Management の動向に注目が集まる。