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ロシアの政府系企業、BTCマイニングで20%シェア獲得へ

ロシアの政府系マイニング企業「ロシアン・マイニング・カンパニー」(RMC)が新たにマイニング施設を建設し、ビットコインのマイニングで世界シェア20%の獲得を目指していることが明らかになった。
現地メディアRBCが29日に報じた。
報道によると、RMCはロシア北部のカレリアに位置する金属加工工場をマイニング施設へと改修するようだ。
この工場は、2018年に実行された米国の経済制裁によって閉鎖されていたが、マイニング施設として復活させることで、マイニングシェア20%を獲得できると見られている。
ロシア政府の高官であり、RMCのCEOを務めるDmitry Marinichev氏によれば、マイニング施設のハッシュパワーをサービスとして販売する事業モデルになる予定だ。
なお、RMCは2017年、ICOによって4300万ドル(約46億円)の資金調達に成功しており、この金額はロシアにおけるICOの歴代最高額となっている。
ICOで調達した資金などを元手に、RMCはマイニングの研究や独自のマイニング用ASICハードウェアの開発などを行ってきた。
今年のビットコインの強気相場や来年の半減期に向けて、マイニング競争がさらに激化すると見られている。