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「クライアントのデータを売っていた」、米コインベース幹部が驚愕発言

米暗号資産取引所コインベースの営業責任者であるChristine Sandler氏が、2日、米ニュース配信メディアcheddarのインタビューに答えたことで衝撃が広がっている。
「私たちは現在のプロバイダから移行することが重要だったのです。現在のプロバイダはクライアントのデータを外部に売っていため移行する事が重要だった。そして、データを安全に管理し、クライアントの情報を保護するためにNeutrinoの技術が必要だった」と述べた。
しかし、コインベースがNeutrino社を買収した事でも、現在、物議をかもしている。
NeutrinoのCEOであるGiancarlo Russo氏がハッキング・チームの元COOであり、反体制派やジャーナリストを監視するソフトを、弾圧的な政権に売ったという疑惑が問題視されているからだ。
このことに怒ったビットコインファンは、#DeleteCoinbaseというタグをつけてSNSに投稿を呼びかける口座削除運動を行なっている。
さらに、Neutrino買収の直前にコインベースの3人以上の幹部が退社していたことが明らかになっている。
今回の発言で顧客からは「どのデータが売られどのデータにアクセスされたのか顧客に知らせるべきだ」という声があがっており、さらなる論争に発展すると見られている。