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ビットコインの下落に新たな誘引

ニューヨークに拠点を置く調査会社、ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズ社のトマス・リー氏は、最近の暴落について「誘因の一部はビットコイン先物の期日ではないか」と指摘した。
リー氏は「CBOEとCMEの先物取引の期日前後に著しいボラティリティーがある。我々の調査によるとどうやらこの関連性は正しいようだ」とコメントしている。
先物取引の期日が切れる前の10日間でビットコインは平均で18%下落し、6日後には回復する傾向があったという。

日刊仮想通貨の見解

ビットコインの下落が止まらない。
この急落には様々な誘因があり、複雑に絡み合っている。
リー氏によれば、トレーダーがビットコインでロングポジションを取り、先物をショートにする場合、保有者は目標値である売買高加重平均価格(VWAP)で大量に売却し得るが、期日が近づくと残るビットコインも手放して値下がりを招き、先物のショートで大幅に利益を出して閉じることができるという。
投資はファンダメンタルを総合的に理解し、余剰金を使い長期的な視野を持ち臨むことが基本とされている。
相場は下落・回復・急騰を繰り返すもので、一部分だけを見て判断してはならない。
焦りは禁物だ。