仮想通貨を担保に融資を受けられるマネートークンは金融業界を変えるか？

ロジャー・バーがアドバイザーを務める『マネートークン』は金融・貸金系のプラットフォームだ。
6月6日にICOが終了し『bancor』へ上場予定。
銀行などでローンを組む際は借り手の信頼性や担保の審査があり、融資を受けられるまでに時間がかかり不便に感じている人も多い。
マネートークンはAIやブロックチェーン技術によりスマートコントラクト・資金の提供を短時間で受けることができるプラットフォームを提供する。
現在はビットコインやイーサリアムを使ってローンの申し込みができ、融資期間は最大90日。

日刊仮想通貨の見解

仮想通貨を現金に変えるためには売却するという方法しかなかった。
しかし価格が乱降下する仮想通貨を長期保有しておきたいというニーズは高く、すでに140万ドルのローンの貸し出しがされている。
マネートークンは、現在はビットコイン・イーサリアムを担保にテザー・ダイ・ビットコイン・イーサリアムの融資を受けられるが、将来的には法定通貨を借りられるようになるとしている。
審査のスピートが早いだけではなく、AIやブロックチェーン技術を使えば銀行などの金融機関に比べコストを60%削減できると言われており、仮想通貨はより便利になってきている。