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年利6%で暗号資産を運用できるサービス登場

暗号資産を担保にした米ドルのレンディングサービスを展開するBlockFi(ブロックファイ)は5日、暗号資産を口座に預けることで年利6%を運用できるサービス「BlockFi Interest Account」(BIA)を発表した。
BIAはビットコインまたはイーサリアムを預けることで、毎月金利の支払いを受けることができ、複利計算されるため、実質的な年利は業界最高レベルの6.2%となる予定だ(100BTCをBIA経由で預ければ、1年後には106.2BTCになる)。
BIA経由で預かった暗号資産は、巨額資産を運用する機関投資家への貸出に利用されるため、業界最高レベルの金利が実現できるという。
預けられた資産を管理するのは、大手カストディアン(資産管理機関)として有名なジェミナイ(Gemini)であり、今年1月から試用されているベータ版BIAでは既に1000万ドル(約11億円)を超える資産が運用されている。
コインテレグラフの報道によれば、同社CEOのザック・プリンス氏は「日本国内での利用も法的に問題ない」との見解を示しており、将来的には日本国内の取引所との連携も視野に入れているとのことだ。
米メディアTHE BLOCKによると、BIAはマイナス金利政策が続く日本市場をターゲットとしており、プリンス氏は「日本の投資家にとって6%という金利は涙が出るほど高いのではないか」と語ったという。