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スイスの証券取引所SIX、イーサリアムと連動するETPの取引開始へ

スイスの証券取引所・SIXが、イーサリアム(ETH)に連動するETP(上場投資商品)の取引を開始したことを発表した。
ETPとは、Exchange Traded Products(上場取引型金融商品)の略称で、上場投資信託(ETF)やコモディティ上場投資信託(ETC)など、取引所に上場している特定の指標の値動きに連動する金融商品だ。
スイスの大手証券取引所であるSIXは、昨年11月、世界初となる暗号資産に連動したETP「Amun Crypto Basket Index (HODL5)」の上場を発表。スイスの「暗号資産バレー」として知られるツーク市に本社に置くスタートアップ企業・Amun AGの支援を受けて実現したこのETPは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)と連動することが明らかになっていた。
公式サイトによると、SIXは、今月5日、イーサリアム(ETH)に連動するETP「Amun Ethereum (AETH) 」の取引の開始を発表。
先週、ビットコイン(BTC)連動のETPを発表したばかりのタイミングで今回の発表となった。
暗号資産を積極的に取り扱うSIXの動きが、暗号資産ETFの承認が待たれる米国に、どのような影響を及ぼすのか注目したいところだ。