月間暗号資産

  • HOME
  • NEWS
  • 米Bakktが先物取引業者を買収、内部管理態勢を強化

米Bakktが先物取引業者を買収、内部管理態勢を強化

世界最大の株式市場であるニューヨーク証券取引所などを傘下に持つ「Intercontinental Exchange」(ICE)グループの暗号資産取引プラットフォーム「Bakkt」は14日、米老舗先物取引業者「Rosenthal Collins Group」(RCG)の一部資産を買収したと発表した。
今回の買収によって内部管理態勢の拡充が行われることになるため、リスク管理や資金管理、マネーロンダリング対策(AML)や顧客の身元確認(KYC)といった規制当局からの要請事項をより高い次元で応える狙いがあると見られている。
同社CEOのKelly Loeffler氏は公式ブログで、今回の買収の目的について「私たちの使命を達成するために、巨額資金に革新的なプラットフォームを確立と、金融市場の専門知識を必要だから」と綴った。
なお、Bakktは現在、米商品先物取引委員会(CFTC)から、現物受け渡しのビットコイン先物取引サービスを承認されるのを待っている状態だが、当初の開始予定日だった「1月24日」を延期し、2019年の初め頃とアナウンスしている。