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Oasys、独自暗号資産OASの同時上場を発表 初のNFTプロジェクト「OASYX」も始動

日本発のゲーム特化型ブロックチェーン・Oasysは8日、Oasysブロックチェーン上で発行されるネイティブトークン「OAS」が、今月12日から海外5ヵ所の暗号資産(仮想通貨)取引所で同時に上場することを発表した。

OASを取扱う暗号資産取引所は以下の通り。

  • OKX
  • Kucoin
  • Bybit
  • Gate
  • Huobi

OKXの発表によれば、販売時の総供給量は100億OAS。12月7日時点で供給されているOASの数量は3億6795万3,540となっている。

Oasysは発表で、「複数のCEX(中央集権型取引所)での同時上場は、今年11月30日から12月4日に実施されたOasysのパブリックセールが、世界60ヵ国からのコミットメントによって12時間以内に資金調達目標額を達成し、成功を収めたことを受けたものだ」と説明している。この資金調達には韓国ゲーム大手のネクソン(Nexon)や前澤友作氏のMZ Web3ファンドなど10社が参加した。

今年10月、Oasysはエコシステム全体の「安定化、統合、強化」を目的として、3つのフェーズに分けてメインネットを実装していく計画を発表した。現時点では順調に3つのフェーズが進んでおり、Oasysのレイヤー1である「ハブレイヤー(Hub-Layer)」とレイヤー2である「ベースレイヤー(Verse-Layer)」の統合も完了している。これを受け、Oasysは「エコシステムは完全に稼働している」と述べている。

また、Oasysは初のNFT(非代替性トークン)プロジェクト「OASYX」を始動したことも発表した。

OASYXはOasysチェーン上で展開される「ゲーマーのためのNFTプロジェクト」だという。シリーズ毎にレジェンドゲームクリエイターを監修として起用し、国内外の様々なNFTプロジェクトとのコラボレーションも企画していると説明している。

なお、ブロックチェーンゲーム開発等を行うdouble jump.tokyoが発行する第1弾では、セガで「バーチャファイターシリーズ」や「シェンムーシリーズ」を手がけた鈴木裕氏が世界観を監修し、アーティスト・GODTAIL氏がキャラクターデザインを担当する。プロフィール画像などに使用することを想定したPFP(Profile Picture)型NFTを発行し、1万体のキャラクターNFTを「Free to Own形式」で配布する予定だという。

“玉繭 ~MAYU~”と呼ばれるリビール前のNFTを来年1月に配布し、公開した後、将来的にはメタバースアバターとしても活用できる予定だと述べている。

画像:Oasys

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