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FIFA、W杯の名シーンなどを集めたNFTコレクション「FIFA+ Collect」をリリースへ

FIFA(国際サッカー連盟)は2日、NFT(非代替性トークン)コレクション「FIFA+ Collect」をリリースすると発表した。

このNFTコレクションは今月末にリリースする予定で、手頃な価格かつ、包括的で利用しやすいプラットフォームを提供するとしている。

FIFAによると、FIFA+ Collectでは試合中に生まれた最高の瞬間やFIFAワールドカップ(W杯)およびFIFA女子ワールドカップを象徴するアート、イメージなどをユニークなデジタルコレクタブルNFTとして展開するという。また、全てのWebおよびモバイルデバイスで利用することが可能となっており、英語、フランス語、スペイン語の3言語で提供され、その後、数言語が追加される予定とのことだ。

FIFAのチーフ・ビジネス・オフィサーであるロミー・ガイ(Romy Gai)氏は、「ファンの心象は変わり、世界中のサッカーファンは新しくエキサイティングな方法でゲームを楽しんでいる。今回のエキサイティングな発表により、FIFA のコレクタブルグッズをあらゆるサッカーファンに提供し、FIFA ワールドカップの一部を所有する能力が民主化される」とコメントした。

なお、FIFA+ CollectではFIFAの公式ブロックチェーン・プラットフォームであるアルゴランド(Algorand)を採用した。アルゴランドは2017年に創設され、既存金融と分散型金融(DeFi)を組み合わせた金融技術の構築を目指す。

今年5月に、FIFAはアルゴランドを手がけるアルゴランド社と提携し、スポンサーシップおよびテクニカルパートナーシップの契約に合意したことを発表している。これにより、アルゴランドはFIFAの公式ブロックチェーン・プラットフォームとなり、デジタルアセット戦略を支援することとなっていた。

現在、サッカー界のみならず、スポーツ界では世界的にNFTを活用した取り組みが行われている。またトークンエコノミーを織り交ぜ、ファンコミュニティ拡大などを目的とした活動も見られることから、今後もNFTを用いた取り組みが広がりを見せていくものとみられる。

画像:Shutterstock

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