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広島カープのメタバースアプリ「メタカープ」が提供開始

株式会社ビーライズは9日、広島テレビと共同で、アバターとして仮想空間メタバースへ入場し、プロ野球・広島戦の試合観戦を楽しめるアプリ「メタカープ」を開発したと発表した。広島のファン倶楽部「やるど。」内で運用を開始した。メタカープはマツダスタジアムの公式戦の時に毎回開催される予定だ。

メタカープは、メタバース空間でファンがアバターとして入場し、ファン同士がコミュニケーションを取りながら応援する「やるど。」会員向けの次世代ファンコミュニティアプリだ。メタバース空間内のスクリーンでカープ主催ゲームの観戦が可能となっている。

広島カープ名物、スクワット応援やバルーン風船などのモーション機能、スタンプやチャットの機能も搭載されている。スクワット応援とは、カープファン独自の応援方法。選手の応援歌に合わせて、立ったり座ったりしながら応援するスタイルだ。主にマツダスタジアムのカープファン側の席で行われる。

普段、この応援ができないという人がいたとしても、メタカープ内のアバターであれば簡単にできるのだ。メタカープには最大で5000人(100名×50部屋)が同時に入場可能で、ファン同士がお互いにコミュニケーションを取ることが可能となっている。アバターの髪型、帽子、ユニフォームなど48種類用意されており自由にカスタマイズが可能だ。

メタカープへの参加は、カープファン倶楽部「やるど。」の会員のみ応募が可能となる。応募や抽選は試合毎にアプリ内で発表される。当選した会員は家族や友達を1人招待することができる。

仮想空間ならではのグラウンドの上空を走る「トロッコ列車」や、実際にスタジアムに設置されてある「記念プレート」に「ふわふわ遊具」など、リアルとバーチャルが融合した新空間を楽しむことができる。ふわふわ遊具はマツダスタジアムに設置されているカープオリジナル遊具だ。通常は3歳から10歳までの子供しか利用できないが、アバターなら年齢は関係ない。童心に戻って楽しむことができる。

ビーライズは広島を拠点とする、VR、AR、CGなど、あらゆるクリエイティブコンテンツの制作会社。「デジタルで明日を変えよう」をビジョンに掲げ、XR(クロスリアリティ)領域でバーチャル空間活用サービスを提供している。リアルな3DCGと、アプリケーション・Web開発、アイデアを組み合わせた最先端ソリューション開発が強みだ。人の移動を必要としないリモートトレーニングや遠隔指示、教育者を不要とする仮想空間内の次世代トレーニング、物理的な制限のないバーチャルルーム、バーチャル展示会、デジタル体験コンテンツなどを開発している。

画像:Shutterstock