2022.01.21
国内暗号資産(仮想通貨)取引所CoinBestは21日、新たにステーブルコイン ・ダイ(DAI)の取扱い予定であると発表した。国内暗号資産取引所において、ステーブルコインが取り扱われるのは初となる。
発表によると、販売所及び取引所にて、2月末からの取扱いを予定しているという。今後、正確な日程が確定した際に改めて発表するとしている。
ダイはイーサリアムベースのステーブルコインで、米ドルと価格が連動している。19日にビットバンクが取扱いを発表したメイカー(MKR)のプラットフォーム上で発行・管理が行われている。
日本ではこれまでステーブルコインの取扱いはなく、取引をより迅速に進めることが可能になるなどのメリットから、取扱いを希望する声が挙がっていた。
近頃は、19日に一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)がステーブルコインの取扱いを目指し提言書を公表。また金融庁等でもステーブルコインに関する議論が行われるなど、様々な動きが見られていた。
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