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ビットバンク、暗号資産メイカー(MKR)の取扱いを開始へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンクは19日、暗号資産メイカー(MKR)の取扱いを2022年1月25日より開始することを発表した。

メイカーは、ステーブルコイン「DAI」の発行・管理や、レンディングプラットフォームを提供するプロジェクトだ。MKRはこのプラットフォーム上でのガバナンストークンである。

ガバナンストークンとは、特定のトークンを保有するユーザーがネットワークやコミュニティの提案に対し、投票して意思表明することができるものだ。いわゆる「投票権」のような役割をもっており、多くのトークンを持つことで自分の意思を反映させやすくなる。

メイカーは主要なDeFi(分散型金融)銘柄の1つとして数えられており、金融の透明化および分散化を目指している。

昨年7月には、メイカー財団を解散し、運営をDAOのメイカーダオへと移行すると発表したことで話題となった。中央集権的な財団が運営するのではなく、非中央集権的でユーザー本意の意思決定がなされる民主的な組織であるべきとの考えから実行された。

なお、ビットバンクではメイカーの取扱い開始に伴い、暗号資産のレンディングサービス「暗号資産を貸して増やす」での対応も行う。

また、取扱い開始を記念してMKR/JPYおよびMKR/BTCの取引手数料無料キャンペーンも実施するようだ。このキャンペーンは2022年2月24日 午前09時59分まで行われる予定。

同キャンペーンおよび「暗号資産を貸して増やす」の対応開始は共に取扱いが開始される1月25日からとなっている。

ビットバンクの新規銘柄取扱いは昨年12月のチェーンリンク(LINK)以来となる。今回の発表を受け、同取引所の取扱い銘柄数は13となった。

画像:Shutterstock