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SBIがNFT市場進出 リップルもファンドを発表

29日、SBIホールディングスがNFT(Non Fungible Token=非代替性トークン)事業へ進出することが判明した。同日、日本経済新聞が報じた

NFTとはブロックチェーン(分散型台帳)技術を利用して、デジタル資産の複製を困難にし、固有の価値を持つトークンのこと。NFTは唯一無二であることを証明することができ、複製することはできない。このため希少価値が生まれやすく、通貨というより絵画などの美術品に近い。現在はNFTマーケットプレイスで売買されていて、中には価値が高まり高騰するものも出てきている。

SBIはNFT作品の流通市場を運営する新興企業スマートアプリを買収し、2022年2月から自社グループでのサービス開始を目指す。

スマートアプリは音楽やアート分野のクリエーターが発行するNFTマーケットプレイス「nanakusa(ナナクサ)」を運営している。同マーケットプレイス内で発行されたNFTは、利用者同士の売買においても永続的に事業者・制作者にロイヤルティが還元されるシステムとなっている。

企業のNFT市場への進出は最近になって加速し、盛り上がりを見せている。8月には楽天グループがNFT事業への参入を発表した。2022年春に「Rakuten NFT」の提供を開始する。

NFT市場はかつてない活況を見せている。6月には柴犬(Doge)のオリジナル画像が400万ドル(約4億4,700万円)で落札された。4月にはカエルの「Pepe(ペペ)」のオリジナルコミック画像が100万ドル(1億1,100万円)で落札されている。先日は集英社が人気漫画の「ONE PIECE」の作品において、真贋をNFTで証明する取り組みを発表した。

また、国外でもSBIが送金事業等で提携しているリップルが、2億5000万ドル(約280億円)規模のNFTファンドを発表した。

今回発表された「Creator Fund」は、NFTアーティストに資金・共同マーケティングサポート、XRPレジャーにおける技術的サポートなどを提供する。NFTマーケットプレイスの「mintNFT」や「Mintable」、クリエイティブエージェンシーの「VSA Partners」とも提携する。NFTを発行するクリエーターは優れた流動性及び、リアルタイム決済といった恩恵を受けるようになる。

画像:Shutterstock