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ZホールディングスのVC、double jump.tokyoに出資

Zホールディングス株式会社の傘下にあるZベンチャーキャピタル(ZVC)は3日、ブロックチェーン開発を手掛けるdouble jump.tokyo(DJT)に出資したことを発表した。

これにより、 Zホールディングスのグループ会社であるLINEのブロックチェーン子会社のLVCとの連携や、LINEの独自開発ブロックチェーン「LINE Blockchain」の活用など、ブロックチェーン領域におけるLINEグループとの協業関係を強化していくという。

DJTはブロックチェーンゲーム開発会社として2018年4月に設立。世界第1位の取引量・ETH売上を記録した「My Crypto Heroes」や、「BRAVE FRONTIER HEROES」、「MyCryptoSaga」などの人気ブロックチェーンゲームの開発・運営やブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」、NFT(非代替性トークン)事業支援サービス「NFT PLUS」などの提供・開発を行っている。 

ZVCは、このようなdouble jump.tokyoのノウハウは「日本トップクラスである」と評価した。

2021年6月には、株式会社スクウェア・エニックスのIP(知的財産)を用いたNFTデジタルシール「資産性ミリオンアーサー」で、LINE Blockchainの採用を発表した。DJTとLINEグループは、今後もブロックチェーン領域で協業し、NFTをはじめとしたブロックチェーンのエコシステム拡大に取り組んでいくという。

ZVCの取締役COOである都虎吉氏は「特にNFTの領域は、LVCやヤフーなどZホールディングスが注力している領域でもあるため、Zホールディングスのエコシステムを活用して更なる支援を行ってまいります」とコメントした。

またDJTは同日、国内暗号資産取引所bitFlyerから出資を受けたことを発表。DJTは、bitFlyerの顧客基盤を活用したNFT事業提携、各種コンテンツのNFT発行支援などNFT事業に関する幅広い協業関係を構築していく構えだ。

DJTの代表取締役である上野広伸氏は「エンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」を自社開発するほどの高い技術力を有する bitFlyerグループであるため、ブロックチェーンが抱える様々な課題も協力して技術力で解決していければ面白いなと考えています」と語った。

画像:Shutterstock