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米決済大手NCR、ビットコインATM企業を買収へ

米決済企業NCRは2日、ビットコインATM事業を手がけるLibertyXを買収する計画を明かした。

すでに買収に関してLibertyXと合意しており、規制当局による承認等を待っている状態だという。なお、買収額などに関しては明かされていない。

LibertyXは米ATM運営企業のCardtronicsなどと提携し、米国内のコンビニや薬局などで9,500台以上のビットコインATMを提供している。

一方、NCRは金融や小売業界など向けに決済システムやソフトウェア提供を行う企業だ。今年6月には、デジタル資産管理会社のNYDIGと提携し、米国内650の銀行で暗号資産(仮想通貨)取引の取扱いを提供していく構想が明らかになった。この取り組みにより、NCRを利用する金融企業の2400万を超える顧客が、同社のモバイルアプリを通じて暗号資産売買を行うことができるようになるとされている。

今回明らかになったLibertyXの買収も、NCRによる暗号資産事業拡大の一環であるとみられている。

NCRのCTOであるTim Vanderham氏は今回の発表に際し、「消費者による需要の高まりにより、当社の顧客は暗号資産の売買やクロスボーダー送金、デジタルおよび物理的チャネルでのデジタル通貨決済の受け入れなど、完全なデジタル通貨ソリューションを必要としている」とコメント。

さらに、「LibertyXのソリューションは、市場にこれらの機能を迅速に提供する能力を加速させる」と述べ、今回の買収を歓迎した。

一方、LibertyX社の共同設立者兼CEOであるChris Yim氏は、「NCRの顧客が求めるデジタル決済や暗号資産に関する機能を迅速かつ容易に提供するとともに、当社のソフトウェアの規模やリーチなどを大幅に拡大できることを楽しみにしている」と、今後の抱負を述べた。

今後、NCRはLibertyXが持つソリューションを銀行や小売店、レストランなどで提供していくとしている。

画像:Shutterstock