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ヤフー、NFTマーケットプレイス「HABET」と連携してコロナ募金を開始へ

ヤフー株式会社(以下、ヤフー)は、UUUM株式会社のグループ会社であるFORO株式会社(以下、FORO)の次世代ブロックチェーン技術を活用したNFTマーケットプレイス「HABET(ハビット)」と連携し、日本最大級のインターネット募金サービス「Yahoo!ネット募金」に登録している団体に寄付する取り組みを今夏より開始することを発表した。

ヤフーの発表によると、ユーザーが「HABET」を通じてデジタルトレーディングカードを購入する際の手数料の一部を寄付するという。NFTマーケットプレイスとインターネット募金サービスが連携し、社会課題解決のために寄付する取り組みは国内初の事例だという。

HABETは2021年6月にサービスを開始。人気クリエイター、インフルエンサー、アイドル、アスリート、アーティスト、ゲーム、アニメなど幅広いジャンルの人物やキャラクターのデジタルトレーディングカードを「発行」「売買」「閲覧」することができるNFTマーケットプレイスだ。また、FOROのグループ会社であるUUUMは、多数の人気YouTuberが所属している事務所として知られている。

今回、このHABETを通して、“個人発信のコンテンツをより活性化させ、社会に「還元」できる場を目指す”というFOROの考えに、「Yahoo!ネット募金」が賛同し、募金活動を実施することになったという。

ヤフーとFOROの連携による第一弾の支援先としては、Yahoo!ネット募金が中心となって活動している「コロナ寄付プロジェクト」への寄付を予定している。今後、医療支援、福祉・教育・子ども支援、文化・芸術・スポーツ支援、雇用喪失・生活困窮分野助成基金などに役立てていきたいとしている。

Yahoo!ネット募金はネット上で気軽に募金ができるサービスだ。ユーザーはクレジットカードやTポイントカードなど様々な形式での募金が可能となっている。同ネット募金は、東日本大震災に対する寄付額で過去最高額の13億7,000万円以上を集めた。

現在、受け付けている上述のコロナ寄付プロジェクトも、現時点で2億円以上の寄付が集まり、寄付者も10万人を超えている。

今回のNFTマーケットプレイスを使った新しい形のサービスでさらに寄付金が上乗せされることが期待される。

画像:Shutterstock