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テゾス、F1チームRed Bull Racing Hondaと提携

F1チーム、Red Bull Racing Honda(レッドブル・レーシング・ホンダ、以下Red Bull) は暗号資産(仮想通貨)テゾス(Tezos/XTZ)と複数年間に渡る技術提携を結んだことを発表した。20日、Red Bullが公式サイトで明らかにした。テゾスは今回の提携を通じて、ファンとチームの交流を深めることを目的とした、チーム初のNFTを発行することなどを計画している。

Red Bullは、テゾスがエネルギー効率に優れたオープンソースのブロックチェーンで、F1と同様に、業界の最新の進歩に合わせて常に進化し続けていることを評価した。

またテゾスを、安全性、拡張性、アップグレード性、持続性に優れたブロックチェーンであると説明。エネルギー効率の高い設計でネットワークを保護しているため、二酸化炭素排出量を最小限に抑えてクリーンに運用可能なことも提携した理由だという。

Red BullのCEO、Christian Horner氏は、「F1では技術革新が常に行われており、レースごとにマシンが進化・発展していますが、テゾスも同様に発展しています。自己アップグレードできるように設計されたテゾスは、ブロックチェーン技術の最先端であり続ける能力を備えており、Red Bull Racing Hondaに理念に適合しています。F1がカーボンニュートラルを目指す中で、テゾスが開拓した低負荷の方法論は我々にとって貴重な資産となるでしょう」と語った。

発行されるNFTは、ファンとの交流を深めるための取り組みの一環として、常に革新的でユニークな方法を提供することを目指しているという。

Tezos FoundationのHubertus Thonhauser氏は、「Red Bullが今回の提携において、独占的プラットフォームとしてテゾスを選択したことを嬉しく思います。またテゾスでNFTを発行することを楽しみにしています」「テゾスブロックチェーンは、セキュリティとパフォーマンスを念頭に置き、可能な限り効率的な方法で進化と適応を行うように設計されています。これらの原則は、Red Bullのチームに完全に反映することができ、これこそが勝利のパートナーシップであると確信しています」 と述べた。

画像:Shutterstock