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セガ、NFTデジタルコンテンツをグローバルに展開

ゲーム会社の株式会社セガ(以下、セガ)は、double jump.tokyo株式会社(以下、double jump.tokyo)と協業でNFTコンテンツのグローバル展開について提携したと発表した。

double jump.tokyoはNFT・ブロックチェーンゲーム開発会社として2018年に設立。ブロックチェーンゲームの開発およびNFT事業支援サービスを提供している企業だ。

今回、両社の提携で、セガが過去に発売し、現在も世界で高い人気を誇る豊富なIP(Intellectual Property /知的財産)をNFTにする。

まずはゲーム発売当時のビジュアルアート、ゲーム内で使用された映像、BGMなどのコンテンツをNFT化し、2021年夏頃を目処に順次販売していく予定だ。

今後セガは、ユーザーが所有するNFTコンテンツを有効に活用してさらに楽しめるようなサービスの展開なども模索しているという。

セガは、家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営、アーケード機器の企画・開発・販売を軸に事業を展開している。

現在も主力のゲーム事業は、日本国内・海外のスタジオで開発し、世界各地に置く拠点を通してグローバルに提供している。特にソニック・ザ・ヘッジホッグ、ぷよぷよ、バーチャファイター、龍が如くなどは国内でも認知度の高いゲームだ。

double jump.tokyoは今回の取り組みを機に、セガを傘下に置くセガサミーホールディングス株式会社から出資を受ける(出資額は未公表)。

double jump.tokyo はリリースで「NFT市場は急成長しており、今後も大きな拡大が見込まれております。本資本提携により、さらに両社の関係を強化し、今後ブロックチェーン技術を用いたNFTに留まらない積極的なビジネス展開を共同推進してまいります」と抱負を述べた。

またセガは、NFT事業を開始することについて「今回の取り組みを通してブロックチェーンでのナレッジを蓄積し、今後ブロックチェーン技術を用いたNFTに留まらない積極的なビジネス展開を推進するとともに、ゲームの可能性を高め、全世界のユーザーに向けて新たな感動体験を創造してまいります」と展望を語った。

画像:Shutterstock