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エンジンコイン、GMOコインで取扱い開始 高要因もあり40%急騰

国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコインは3日、「販売所」及び、同社が提供するサービス「つみたて暗号資産」でEnjin Coin(エンジンコイン/ENJ)の取扱いを開始した。3日、GMOが同社ホームページで発表した。

Enjin Coinは今年1月にコインチェックが国内初の取扱いを開始しており、今回、国内で2例目なる。Enjin Coinの価格は2021年の年初は約13円(CoinMarketCap参照)だったが、コインチェックが取扱いを開始した1月26日には約50円まで上昇した。さらに、GMOコインに上場した3日には、一時約140円まで急騰。記事執筆時点では、約125円(前日比38%増)と大幅に価格が高騰している。

Enjin Coinは、ブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で利用される暗号資産だ。

イーサリアムをベースに発行されており、Enjin Platformによって発行されたデジタル資産であるNFTの購入や、Enjin Coinを裏付けにNFTを発行することが可能となっている。

また、Enjin Coinの特徴の1つである「メルト(溶解)機能」により、不要となったNFTをEnjin Coinに戻すこともできる。

他にも、Enjin Coinはゲーム開発者に対して、ブロックチェーンの知識がなくともゲームアイテムなどをトークン化して、自身のゲームに組み込める仕組みとなっており、現在Microsoftの提供する大人気ゲーム「Minecraft」を始めとする35種類以上のゲームとも連携している。

またGMOは同日、審査体制の増強を行い、同社が提供してきた口座開設サービス「かんたん本人確認」の休日対応を発表。2020年11月から平日のみ同サービスを提供してきたが、3月からは休日の対応も行うという。

GMOの「かんたん本人確認」とは、スマートフォンで本人確認書類と顔写真を撮影することで、オンラインによる本人確認(eKYC:electronic Know Your Customer)可能にし、口座開設の審査を迅速に行うサービスだ。なお、同サービスの対応時間は9:00~24:00である。

画像:Shutterstock