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サッカーJ2のGMOコイン冠協賛試合、FC琉球の選手に1BTCを贈呈

29日に開催された国内暗号資産(仮想通貨)取引所GMOコイン冠協賛のJ2リーグ第37節「FC琉球vs東京ヴェルディ」戦で、FC琉球の選手に1ビットコインが贈呈された。30日、GMOコインがプレスリリースで発表した。

試合はFC琉球が前半から優位に立ち、小泉佳穂選手の2ゴールで前半を2対0で折り返した。その後さらに2点を追加し、結果4対0でFC琉球が勝利を収めた。

MOM(マンオブザマッチ)には2ゴールを挙げたFC琉球の小泉選手が選ばれ、賞金としてGMOコインより1ビットコインが贈呈された。贈呈時の1ビットコイン価格は約185万円だった。

GMOコインは24日にプレスリリースを発表し、冠協賛試合でFC琉球の選手がMOMに選ばれた際には1ビットコインを贈呈すると発表していた。

FC琉球は2003年に発足。J3リーグの2018シーズンを優勝し、2019シーズンからJ2リーグの所属となっている。

沖縄県沖縄市をホームタウンとしており、「沖縄を愛し、沖縄に愛される」を経営理念として掲げている。

GMOコインは2019年よりFC琉球のオフィシャルパートナーになっており、ブロックチェーンを用いたファンクラブサービスを推進していくために『FC琉球コイン(FCR)』プロジェクトを共同で進めている。

世界各国のサッカークラブではすでにファン参加型のトークンが発行され、実際に運用がスタートしている。

ファンはトークンを保有することでクラブの様々な決定事項に対して投票し、意思表示をすることができるほか、限定グッズとの交換をすることなどが可能だ。

今回、FC琉球の選手が活躍したことによりビットコインが贈呈されたが、国内プロスポーツの賞金として暗号資産が贈呈されるのは極めて稀な出来事だ。

暗号資産取引所のGMOコインが協賛していたことも大きいが、今回の事例がきっかけとなり国内で暗号資産の贈呈が行われるケースが増加する可能性も考えられる。

画像:Shutterstock