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ナスダック出資の取引所ErisX…ビットコイン等の先物取引を年内にも開始へ

ナスダックなどの大手金融企業が出資する機関投資家向けの暗号資産取引所ErisXは、年内にもビットコイン・イーサイアム・ライトコイン・ビットコインキャッシュの先物取引を提供する予定を明かした。
ErisXが公式ホームページで発表した。
ErisXのCEO、Thomas Chippas氏は「年内に、デジタル資産の先物取引をローンチするために、金融企業FISと技術的試運転を開始する」とホームページで発言した。
今回の発表によるとバックオフィスオペレーション(顧客に直接対応することのない事務・管理業務など)を行うFIS社と共同で、取引所と清算機関のサービスの正常運転を確認する作業を実行し、ErisXの先物プラットフォームを統合したという。
ErisXの先物取引は、Bakktと同じく、現物決済の先物商品となる予定だ。
ErisXは今年7月に、米CFTC(商品先物取引委員会)より「クリアリングハウス(清算機関)」のライセンスを取得したことを、公式に発表していた。
このライセンスの取得により現物決済の暗号資産先物商品をサードパーティに頼らずに、自社提供することが可能になっていた。