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小池都知事、都独自のデジタル通貨発行を表明

3日開会の東京都議会定例会で、小池百合子都知事が来年3月までに都内2カ所で「民間の決済サービスで利用できる都独自のデジタル通貨」を発行する実証実験を行うことを明らかにした。
4日、東京新聞が報道した。
報道によれば、通勤ラッシュの時間帯を避けた時間差通勤や、レジ袋を使わずにマイバッグを持参して買い物するなど、社会貢献活動を行った人を対象にデジタル通貨をポイントや電子マネーなどの形で付与する予定だ。
今回の計画では、スマートフォンのアプリや専用カードなどを使い、実際の店舗の支払いに使ってもらうことを想定している。
デジタル通貨の発行で、キャッシュレス決済の普及と国連が掲げる持続可能な開発目標への促進を図る。
通貨の名称は未定。
数年後、都内全域で使用できるようにする方針だ。
今後、都内2カ所で各1カ月程度の実証実験の提案を企業から受け付け、まもなく審査に入るという。