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ビットコインATMが世界的に増加傾向…大手は3年間で500%以上の伸び率

今月半ば、ビットコインATM情報サイト「コインATMレーダー」が発表したデータによると、先月11月に世界で209のビットコインATMが新規で開設され、その一方で68のビットコインATMが閉鎖された。
ビットコインATMの開設は、国別でみると、米国が1位で70台が新規追加された。続いてオーストリアの17、カナダの16となった。また、韓国とアルバニア、ペルーが初めてビットコインATMを導入した。
ビットコインを取り扱うビットコインATMは、世界で4000台を上回る。
なかでも、先月、ビットコインATM業者大手「コインソース」は、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)から同州で仮想通貨事業を行うための免許である、通称・「ビットライセンス」の承認を受けた。
ニューヨーク州は仮想通貨規制が厳しいエリアと知られ、NYDFSは、マネーロンダリング対策や違法行為が行われた場合の措置など、厳格な規制を定めてライセンスを交付していると発表している。コインソースは同州初のビットコインATMの運営企業としてライセンスを取得した。
コインソース社が運営するATMの数は2015年からの3年間で500%以上の伸び率を見せており、今後50州すべてで認可の獲得に動き出すという。
コインソース社は、今後、アメリカ国外でもシェア拡大に向けて動き出している。南アフリカ、プエルトリコ、そして日本に事業を広める計画を立てており、日本に関してはアジア市場拡大への足掛かりとして、上陸を目指しているとのことだ。