2018.11.26
米国のテクノロジー情報配信サイトVentureBeatによると、フランスタバコ販売連盟は、2019年1月から国内のタバコ店にてビットコインとイーサリアムの販売を計画しているとのことだ。
計画では、1月に国内3000ヶ所において仮想通貨の販売を開始し、最終的にはフランス全国に展開する予定とのこと。
この計画は、フランスのデジタル通貨決済プラットフォームであるKeplerKと提携して行われると述べられている。
ただしVentureBeatがこの報道をした後、フランスの夕刊紙Le Mondeは、フランス銀行がこの計画に前向きではないという声明を発表したことを報道した。
現在、KeplerKとフランス規制当局との間で議論が続いているとのことだ。
計画が承認されタバコ店で仮想通貨を購入することができるようになれば、今後より多くのフランス人の生活に仮想通貨が馴染んでいくのではないだろうか。
日本のコンビニでedyやsuicaなどにチャージするのと同じような感覚で、フランス人がタバコ店で仮想通貨を購入するようになるかもしれない。
今後、仮想通貨が個人の生活に密着していくためにも、タバコ店のような小売店での仮想通貨販売は是非とも承認されてほしいものだ。
マネーロンダリングの懸念から、仮想通貨を受け取るためのウォレットを事前登録するなどの手続き等、KeplerKとフランス規制当局間での議論は白熱するはずだ。
どのような結果になるのだろうか。