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米国の著名ブロガーが所有していた75%のビットコインを売却、『当然の選択』と言及

米国の仮想通貨コンサルタント会社CryptoGoldCentral.comを運営し、金融ブロガーとしても知られるAndy Hoffman(以下、Hoffman)氏は、所有している75%のビットコインを売却したことを明かした。
Hoffman氏は、同月22日に更新したブログで「私が定めていたビットコインの水準ラインを下回った先週、ビットコインの大半を売却した。財務面の安全性や晩年の投資キャリアを考慮すると、それは当然の選択だ。」と述べた。
売却した時期は、「先週」と明記していることから、ビットコインキャッシュの分裂騒動と同時期であることが伺える。

日刊仮想通貨の見解

金融ブログ『GATA』や、米国投資会社・Torrey Hills Capitalのブログなどを執筆などで有名なHoffman氏の発言も影響してからか、市場はさらに下落を続け、ビットコインは24日、一時4000ドルを割った。
また、Bakktによるビットコイン先物取引の開始も延期が発表されたほか、ビットコインキャッシュのハッシュ戦争も未だ続いており、近い将来、市場が回復する兆しが見えないように思われる。
しかし、Hoffman氏は、「長期的に見れば、ビットコインの成功は強固だ。」と言及しており、長期的な視点では仮想通貨市場の成長を見据えている。
実際に、日本の金融庁や米国SECでも法規制に向け準備が加速し、カストディサービスの登場など、機関投資家の市場参入に向けたインフラ体制が着々と進んでいる。
加えて、この状況下でも仮想通貨の将来性を支持する専門家も多く見られ、時期は予測ができないものの、市場の回復は「時間の問題」のようだ。
水面下で動くプロジェクトなど、暴落市場を食い止めるカンフル剤の登場に期待したい。