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Coincheckが仮想通貨3銘柄の入金・購入を再開

仮想通貨取引所Coincheckが、イーサリアム(ETH)・リスク(LSK)・ネム(XEM)の入金および購入サービスを再開したことを11月12日に発表した。
2018年3月12日から段階的にサービスの再開がなされているが、今回の上記3銘柄の仮想通貨の入金及び購入サービスが再開されたことで、同社が取り扱う仮想通貨9銘柄の内、7銘柄のサービスが完全に再開されたこととなる。
残りの2銘柄であるリップル(XRP)・ファクトム(FCT)については、2018年3月に出金および売却サービスのみ再開がなされている状況だ。
2018年1月、同社は外部からの不正アクセスにより約580億円分のネム(XEM)が流出したことを発表。
今回の3銘柄のサービス再開は、この件に関する同社の最新の動向となる。

日刊仮想通貨の見解

日本の仮想通貨市場は、世界的に見ても大きなシェアを誇っている。
国内の主要仮想通貨取引所であるCoincheckのサービスの再開を待ち望んでいた投資家は多くいるのではないか。
昨年度と比較し、仮想通貨相場のボラリティが大幅に低下している中、日本の主要仮想通貨取引所の再開が仮想通貨の流動性の高まりにつながる。
仮想通貨取引所Coincheckの仮想通貨不正流出事件は、その規模が大きいことからも多くの注目を集めた。
Coincheckがサービスを再開できた背景には、システムの安全性が確認されたということだ。
この一連の流れは収束に向かいつつあり、再開にかかる期待は大きい。