2018.10.26
CNBCのキャスターであるRan NeuNer氏は自身のツイッター上で、コインベースのIPO(新規公開株式)を本日26日にも番組上で報道する可能性を述べた。
また、同氏はコインベースの財務状況について、2018年第3四半期(7~9月期)の売上高は日本円にして約100億円にのぼることを明らかにした。
コインベースは昨年12月にも、IPOの可能性について、「株主とコインベースにとって一番いいのは、ある時点において上場することだ」とCNBCの取材で答えている。
IPOはSEC(米証券取引委員会)のような規制当局による監督を必要とし、審査のプロセスは厳しい規制下に置かれている。
上場後にも投資家に社内業務の方法を絶えず公開し続ける義務が生じるが、一方で機関投資家や一般の投資家たちから多額の資金を集めたり、企業の認知度や信頼度を向上させたりできるなどメリットも大きい。
また多くの場合、初値が公募価格よりも高くつくことから、投資家の注目度も高い。
米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースのIPOともなれば投資家達の視線はますます熱いものとなるだろう。
先日、コインベースはドルと連動したステーブルコインを上場したことで、投資家のみならず多くの人々の注目を集めている。
コインベースがIPOで、どのくらいの資金を調達し今後どのような事業計画を立てているのか、今日の発表を待ちたい。