2018.07.30
世界最大の資産運用会社「ブラックロック」がビットコインの可能性を評価するためのワーキンググループを設立したことが明らかになった。
コインテレグラフの報道によると同社はビットコインETF(上場信託)販売するとの憶測も出始めている。
シカゴオプション取引所(CBOE)がビットコインETFの上場申請したのを受け、市場関係者の間では来月にも米証券取引委員会(SEC)の承認の可否が出るとの見方も出ているが、審議が長引く可能性もある。
ブラックロック社が仮想通貨に興味を示したことやETFへの期待感が相場を押し上げ、先週はビットコイン価格が急騰した。
ビットコインETFをめぐっては、シカゴオプション取引所(CBOE)が申請し、米証券取引委員会(SEC)が承認の可否を検討中だ。
市場関係者の多くはETFが初めて認可されると期待しているというが、一方で、SECが慎重な姿勢を見せているとの報道も一部ある。
ビットコインETFが承認されればビットコインが株式と同じ様に取引ができるようになり機関投資家の参入が見込まれることで相場に与える影響は大きい。
ETF市場では世界最大規模を誇る、ブラックロック社の動向も気になるところだ。
仮にETFが承認された場合、ビットコイン価格が年末には6万ドル(673万円)の値を付けると、強気の予測する投資アナリストもいる。
いずれにせよETFが承認されれば、相場の追い風になるのは間違いないだろう。
SECが、どういった判断をするのか見守りたい。