2018.10.20
ビットコイン先物取引を行っているCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は、
Twitter上でビットコイン先物取引の平均出来高が第二四半期3577BTCから第三四半期5053BTCへと41%の増加率を記録し、さらに第一四半期1854BTCから第二四半期5053BTCへと172%も増加したことを発表した。
CMEの株式、オルタナティブ投資の国債部門責任者を務めるTim McCourt氏は、ビットコイン先物取引の出来高増大の理由として、ビットコイン先物市場が伸びていることを明らかにし、その背景にアジアからの高い需要があることを言及した。
アメリカ国外からの取引が40%に対しアジア圏からの取引が21%となっていると説明している。
CMEがビットコイン先物へ参入してから約一カ月後、ビットコインの価格は大きく下落をしてしまった。
もちろんビットコインの価格下落の要因は複数あると思われる。
今回のCMEの発表と世界の先物市場が同じ傾向表しているとするならば、先物市場は現物市場にも大きく影響をもたらすだろう。
先物市場においては、ショートポジション(空売り)の影響や、機関投資家の参入による限月に関する大量売買は、価格の暴落や暴騰を引き起こす可能性がある。
日本でもビットコインFXは盛んである。
大幅な変動に巻き込まれ大きな損をしないよう動向には注視して貰いたい。